【Pinterest】プロのデザイナーはどう使いこなしてるの?ピンタレストの活用方法を聞いてみた
みなさん、Pinterest使ってますか?
デジタルマーケティング通信でも以前ちら〜っと取り上げたことのあるPinterest。
(ちら〜っと取り上げている過去記事はこちら↓)
Whatsapp?Pinterest?世界で使われているSNSを調べてみた - デジタルマーケティング通信
「Pinterest」全然知らない人のために5行で説明すると、
- 画像を収集して「ボード」に保存できるサービス(他の人のボードも見れる)
- 画像元のWebページも同時に保存できる(ブックマーク的役割)
- 旅行、ファッション、デザインなどのアイディア探しにいい
- SNSっていうより、画像検索ツール
- 自分が探している画像に似た画像もたくさん表示されて便利
ファッションやアートに携わるような「新しいアイディアを必要としている人」には特に便利なサービスなんです。
デジ子もあの記事を書いて以来、ChromeにPinterstボタンを導入したりして少しは使いこなせるようになったつもりです!!
といっても、集めるのは猫の画像くらい・・
仕事柄Pinterestを活用している人は、どんな風に使っているんだろう?
この疑問を、Pinterestを活用しているデザイナーにぶつけてみることにしました!
デザイナーのPinterest活用方法
【今回色々教えてくれた人】
Yさん
美術大学卒業後、グラフィックデザイナーになって今年で5年目。
都内の大学で広報関係の仕事をすることが多い。
近々個展を開く予定。
ーーデジタルマーケティング通信
初インタビュー、スタート!ーー
デ:Yさん、Pinterestのこと色々教えてください!
で、最初から直球ですけど、仕事でPinterestは結構使いますか?
Y:ずっと使ってますよ!使い始めてからは手放せません。
デ:それは、アイディア集め的な場面で?
Y:アイディアもそうですけど、結構出番が多いのは打ち合わせの場面かも。デザインの打ち合わせのときって「ハッピーな感じ」とか、抽象的に言ってくる方多いんですよ(笑)。
デ:えぇ?!
そういう時に、Pinterestを見せながら「ハッピーな感じっていうと、こんなのですかね?」って、イメージのすり合わせをするのに役立ってます。
デ:奥が深い・・・
Y:はじめから「この画像みたいにデザインして」って言ってくるクライアントさんは稀ですよ〜。だから、こちらから「こんなのどう?」ってPinterestを使って提案するんです。
たとえば、「かわいい感じで」って言われた時に①イラストを用いた落ち着いたかわいらしさを指しているのか、それとも②ぱっと見で分かりやすい写真を用いたピンクが基調のかわいらしさを指しているのか、まず画像で確認するところから始めます。
デ:その方法なら、すぐにお互いのイメージに近い答えが出そう!
Y:スムーズにイメージが共有できるように、あらかじめクライアントが気に入りそうな画像を探して、Pinterestに保存してます。
デ:探し方としては、Googleの画像検索ですか?
Y:いやいや画像探しも全てPinterest上で完結しますよー!
さっきの女子大生向けの冊子だったら、「女子大 パンフレット」とか、幼稚園のチラシを作る場合だったら「子ども チラシ」とか。
デ:デジ子の場合、「ぼけーっとネットサーフィンしていてかわいい画像とか気に入った画像を見つけたらPinterestに保存!」ぐらいの使い方しかしてなかったんです。
YさんのプライベートでのPinterest活用法も教えてください!
Y:プライベートでは、私もそんな感じですよ〜。
特に、普段私は絵を描くのが好きなので、参考になるポーズや配色の画像を保存して使っています。
Pinterestはボードとサブボードで分類ができるので、同じアカウントで仕事用とプライベート用のボードを分けることができて便利ですね。
デ:えっ、そんなことができるんですか?
・・・うお!できた!!
デ:最後に、YさんがPinterestで一番気に入っているところを教えてください。
Y:画像をピンタレストに保存すると、関連画像や似たようなイメージの画像が出てくるところですね!
そこからまた気になる画像を探していきます。次々見ているとあっという間に時間がすぎちゃうんですけどね〜(笑)
デ:Yさんにとって、Pinterestはなくてはならない存在ってことですね!
色々教えていただき、ありがとうございました!
まとめ
Pinterestって、デザインやアートを仕事にしている人にとってはクライアントとの「通訳」みたいな役割も果たしてるんですね。
デジ子も、かわいい猫の画像を探す以外のいろんな使い方に挑戦してみようかなって思いました!
【ニュース】SNS疲れの今、フィーチャーフォンが売れてるらしい(ガラケーやスマホとの違いも調べてみた)
最近、「SNS疲れ」という言葉が聞かれるようになりました。
Facebook、Twitter、LINEなどでのコミュニケーションに時間を割かれたり、自分発信の情報に対するリアクションが過剰に気になったり、他人の投稿にストレスを感じたり・・・
そんな中、イギリスからこんなニュースが飛び込んできました!
'Dumb phone' sales on the rise as smartphone users hope to switch off
フィーチャーフォンの販売成長率がスマートフォンを上回っているらしいのです。
原文の「Dumb」は、「とろい」「まぬけ」といった意味。Smartの対義語で、スマートフォン普及以前に使われていた携帯電話(フィーチャーフォン)を指します。
イギリスのスマホユーザーは1日のうち2時間半〜3時間以上をスマホ利用に割いていると言われています。
ちなみに、日本のスマホユーザーは平均でも3時間以上。イギリス以上にスマホ依存が激しい状況です笑
ところで・・・
「フィーチャーフォン」って何?
と思った方も少なからずいらっしゃるのでは。
デジ子も、よくわからなかったので調べてみました!
そもそも「フィーチャー(feature)」は「特色」とか「特徴付ける」といった意味の英単語。
従来通話機能オンリーだった携帯電話に、カメラ機能やメール機能などの特色がついた携帯電話端末が「フィーチャーフォン」なんですって〜。
つまり、私たちが10年前に使っていたような携帯電話全般をさすんですね。
でも、ここでデジ子の中で新たな疑問が生まれました。
「それって、”ガラケー”とはちがうの?」
スマートフォンが普及し始めてから、「スマホ」と「ガラケー」2つの単語が行き交うようになりました。
ガラケーとは、「ガラパゴス携帯電話」の略。
外部と隔離され、生物が独自の進化を遂げてきたガラパゴス諸島のように、日本の携帯電話も独自の進化を遂げてきたことから、従来の携帯電話はこのように呼ばれています。
「ワンセグ」や「おさいふケータイ」もそんなガラパゴスの由来となった日本独自の機能なんですって〜。
で、結論からいうと、
フィーチャーフォンもガラケーも、意味は同じ!
スマートフォンが普及する以前にみんなが使っていた携帯電話全般をさします。
最近では「ガラケー」という呼び方が、”ちょっとネガティブな表現なんじゃないの?”という見方も出てきて「フィーチャーフォン」と呼ぶ人も増えているみたい。
日本独自の進化を遂げて、便利になっていったこと自体は素晴らしいことだけど、
たしかに「ガラケー」って呼び方はちょっぴり俗っぽいかも?
何はともあれ、イギリスの携帯電話業界に起こっている「スマートフォンからフィーチャーフォンへの回帰」、いずれ日本でも起こる可能性がありますね〜。
【Facebook】いいね!とフォロワー(フォロー)のちがい、知ってる?詳しく調べてみた。(友達の投稿を非表示にする方法も)
日本国内では月間2,800万人が利用しているFacebook。
世界では毎日14億人以上が利用しているFacebook。
デジ子も、学生時代の友人の近況や、気になっているお店の情報なんかをFacebookでチェックしています。
ところで、Facebookには「いいね」と「フォロワー」の2つがあるのをご存知ですか?
今回は、「いいね」と「フォロー」の違い、さらには個人ページに対する「フォロー」についてをまとめました。
デジタルマーケティング 的にはいいねとフォローどちらが有効なのかについてもあとで説明しますので、ぜひ最後まで読んでくださいね〜。
ページへのいいね!とフォロー
https://business.facebook.com/unique1jp/
↑これ、デジ子が勤務している会社「ユニークワン 」のFacebookページです!
右下の「コミュニティ」のところ、ちょっと注目してください。
弊社のFacebookページは、いいね!2,251人、フォロワー2,259人です。
ん?フォロワーの方が8人ほど多いですね。
1.Facebookの「フォロワー」とは
「 そもそも、フォロワーになるボタンなんてあったっけ?」
と思ったら・・・
いいね!の隣にありました。
この「フォローする」を押すと、
- ページの更新情報がニュースフィードに表示される
- 自分のプロフィールの「基本データ」下部「フォロー中」に表示される
といったことが起こります。
2.Facebookの「いいね!」とは
いいねボタン、押したことある人も多いのでは。
たとえば、あなたがもし、デジ子の会社「ユニークワン」のFacebookページへのいいね!をすることで、こんなことが起こります。
- ユニークワンのFacebookページが更新されると、あなたのニュースフィードに最新記事が表示されるようになる。(=いいね!と同時に、「フォロー」もしたことになる)
- ユニークワンのページに「いいね!」したことがFacebook上の友達にも伝わる(設定で変更可能)
- 自分のプロフィール「基本データ」セクションの「いいね!」の中に、いいね!したページの投稿が表示される。
- いいね!したFacebookページの広告に名前が表示される可能性がある↓
以上を踏まえ、
いいね!とフォローの関係について見ていきましょう。
3.「いいね!」と「フォロー」の関係
上の図は「いいね!した人よりフォロワーが多い場合」の内訳を表現しています。
(いいね!した人よりフォロワーが少ないケースも多々あります!)
①〜③それぞれについて詳しくみていきます。
①いいね!した人(自動的にフォロワーにもなってる人)
↑いいね!もフォローもしてない状態
↓いいね!を押した状態
「いいね!」を押すとわかりますが、自動的に「フォロー中」になります。
②フォロワー
↑いいね!もフォローもしてない状態
↓フォローする、を押した状態
「いいね!するほどのファンではないけど、Facebookページの更新情報は追いたい」
「広告に自分の名前が出るの、恥ずかしい」
理由はいろいろあるかと思いますが、まあそんな感じでしょうか。
③いいね!したけど、フォローは外した人
↑いいね!もフォローもしてない状態
↓いいね!を押した状態
↓いいね!を押したあと、フォローを外した状態
たとえば、
「いいね!したけど、めっちゃ更新頻度多くてうっとうしいわ〜」という場合。
フォローをやめることで解決します。
まとめ:デジマ的には「いいね!」最強
「知り合いがいいね!している」この安心感は強いですよね。
Facebookで出せる広告の中には「ページへのいいね!獲得」を目的としたものも用意されています。
「あの子がいいね!してるお店なら信頼できそう」
「このサービス、●●さんがいいねしてるなら、登録してみようかな」
いいね!の数が、サービスや企業の信頼感増長につながることは言うまでもありません。
番外編: 個人への「フォロー」
ここまで、Facebookページへの「いいね!」と「フォロー」の話をしてきましたが、実は個人のページにも「フォロー」があるのをご存知ですか?
わかりやすいのがこちら。
安倍首相(本物)の個人のFacebookです。
デジ子は安倍首相となんのコネもないので「友達リクエスト」したところでなしのつぶて。
でも「フォローする」ことで、最新の投稿を追うことができるようになるんですね〜。
逆に、リアルでは仲の良い友人でも
「1日5回くらいFacebookに投稿しててうるさい(Twitterでやれ)」な場合。
投稿の右上から「フォローをやめる」を選べば、「友達」を維持した状態で、投稿がニュースフィードに表示されなくなります。
・応援したいページには積極的に「いいね!」
・有名人などの投稿を読みたい時は「フォロー」
・友達だけどニュースフィードに投稿を表示したくない場合は「フォローをやめる」
この3つのポイントを実践して、さらに快適なFacebook生活をお送りください。
はー、デジ子も総理大臣と友だちになりたい。
【基礎知識】祝・Chrome10歳!Webブラウザの歴史とChromeの今後についてまとめた。
GoogleのWebブラウザChromeが、9月5日で10歳になりました。
おめでとうございます!
あっ、デジ子のブログもChromeを使って書いています。
いつも大変お世話になってます。
さて、Chrome10周年を機に、ここらでWebブラウザ&Chrome誕生までの歴史と、今後予定されているアップデート情報をまとめてみました。
Chromeが登場するまで、どんなWebブラウザがあったのか、懐かしみながら読んでいただければ。。。
1、Webブラウザ変遷の歴史
Chromeユーザーのみなさん!
10年前、まだChromeがなかった頃、あなたはどんなWebブラウザを使っていたか覚えていますか?
今も現役活躍中のものもあれば、もはや目にしなくなったものも・・・。
そんな数々のブラウザをおさらいしていきます。
(1)Netscape(ネットケープ)
画像:Netscape 7.1 Streamline 日本語版 (Japanese) - Netscape Browser Archive
略称「ネスケ」。1994年に開発。
一般家庭向けのパソコンが普及し始めた初期を知っていれば「なつかし〜〜」と思う人もいるのでは。
1996年頃はシェア70%を占めていたインターネットブラウザでしたが、このあと出てくるInternetExplorerの台頭で勢いを失い、2002年夏に開発は終了、2004年には日本法人が撤退しました。
画像:Special Event 1998 : 初代 iMac 発表 | Steve Jobs museum
1997年まで、ネットスケープはMacOSに標準装備されていました。
でもこれは、アップルが1998年にiMacを発表し、あの「スケルトンで色展開豊富なおしゃれデスクトップパソコン」が一般家庭に普及し始める以前のお話・・・
(2)InternetExplorer(IE)
画像:Microsoft prepares to kill older versions of Internet Explorer on January 12th - ExtremeTech
Windowsユーザーにもっともなじみのあるブラウザ。
Microsoftがインターネット普及を予測し開発した製品。1995年のWindows95誕生以降、爆発的に普及しました。
そして「ブラウザ戦争」が勃発。ネットスケープとIEはアップデート合戦を繰り広げます。
結果的に、WIndows98ではIEがOSの一機能として標準搭載されるようになり、「ブラウザ戦争」に勝利したのはIEでした。
(というか、Windowsに標準装備されちゃったらシェア争いも何もない)
このままIEの独走状態が続くかと思いきや・・・
2000年代から新興ブラウザが続々登場し、シェアを奪われていきます。
(3)Mozilla Fire Fox(モジラ ファイアフォックス)
画像:「Firefox」、1691個のタブを15秒で開く高速処理 - CNET Japan
旧ネットスケープが開発したインターネット関係ソフトウェアMozilla。
「Netscapeの血が流れている」と言われているWebブラウザがこちら。
2004年に公開され、1年で1億回以上ダウンロード。
当時普及していたIE6よりも高速かつ強固なセキュリティ。
それまで一強だったIEの牙城を崩した最初のブラウザとも言われています。
また、現在公開されているWebブラウザの中で最も軽量、サイズは150Mb未満。
実はデジ子も2005年頃から2010年頃までは、FireFoxのヘビーユーザーでした。
(4)Safari
macOS - Safari - Apple(日本)スクリーンショット
MacユーザーやiPhoneユーザーなら馴染みのあるSafari。
MaxOS向けに2003年に誕生し、以来Mac製品には標準装備されています。
ページ読み込みが非常に高速かつバッテリー持ちのよさが特徴。
現在のバージョンであれば、動画再生可能時間が他社製ブラウザを使用した場合より4時間長いそうです。
米国では、モバイルのWebブラウジングにおいて、SafariのシェアがChromeを抜いて1位。
ちなみにWindows版も2007年〜2012年まで存在していました。
(5)Chrome
「メール、Webブラウジング、スキル習得を素早く安全にこなせるツール」として、Googleが開発したWebブラウザがChromeです。
2008年にWindows向けが登場、翌週には米国で200万人がダウンロードしたというニュースもすでに10年前の話なんですね。
2010年にMaxOSとLinux向けが公開。2012年にはAndroid版とiOS版が公開されました。
リリースから4年後、2014年にはIEを抜いて世界シェア首位に!
日本での2018年7月現在のシェアは51.6%、半数以上を占めています。
(ちなみに2位はIE、18.3%)
2、Chromeは頻繁にアップデートしている
今回デジ子もはじめて知ったんですが、実はChromeって
6週間に1度の高頻度で、新機能やセキュリティアップデートをおこなっていたんです!(しかも自動で)
そりゃーブラウザシェアトップを走り続けるわけだ〜。
最近では地味にこんなアップデートがあったんですよ。
- デザインを丸っこくした
- サイトアイコンが見やすいようタブ形状も変更
- iOS版のツールバーを画面下へ移動し指が届きやすく
ユーザーの生産性向上のため、素早く安全に使えるブラウザとして妥協しない姿勢、さすがです。
3、今後予定されている機能改善
10周年を迎え、Chromeチームは今後強化する項目として以下を挙げています。
- 悪質な広告からユーザーを保護する機能
- オンラインセキュリティ維持のためのhttpsへの移行
- ARやVRのブラウジング
特に3つ目、ARやVRの実装は、なんだかわくわくしてきます!
今後も末長くChromeを愛用していきたいと思ったデジ子でした〜。
<参考>
【音楽配信サービス】Spotifyがモバイル版アプリ刷新!無料会員にますます優しくなった!
音楽配信サービス「Spotify(読み:スポティファイ)」が、モバイル版アプリをリニューアル。無料会員がますます快適に使えるようになったとの情報が入りました!
<5行でわかる、Spotifyの基本>
・ユーザー数1億4千万の世界No.1音楽ストリーミングサービス
・有料会員(月980円)と無料会員がある。
・有料会員はオフライン再生や好きな曲順での再生が可能
・無料会員でも音楽がフル再生できるサービスはSpotifyだけ!
まだ使ったことのない人も、すでにSpotifyのヘビーユーザーとなっている方も必見。
今回のリニューアルの特徴を、実際の画面とともにまとめました。
1.利用開始時、好きなアーティストに関する簡単な質問が表示される。
質問に答えると・・・
2.その回答を反映したプレイリストが自動で作成。
(今回、宇多田ヒカルとMr.Children、その他洋楽アーティストを何人かを選んだらこうなりました。)
そしてそして・・・
3.音楽の聴き方の傾向を把握しておすすめプレイリストを登録後すぐに用意
4.Spotifyを利用すればするほど、自分の趣味嗜好にあった音楽が集まりやすくなる
さらに、毎月LTEの通信量に悩まされて月末を迎える方に朗報です!
5「データ通信節約モード」をオンにすると、少ないデータ通信量で利用できる!
音質の変化はほとんど気になりませんでした。
ちなみに、今回は無料版で試していますが、いまなら有料版も最初の3ヶ月まとめて100円。使い勝手がよければこのまま有料会員になっちゃおうかな。
(参考)
【Youtube】動画マーケティング担当者必見。YoutubeCEOからの最新メッセージを要約してみた。
8月27日、日本版Youtube公式ブログに、Youtube CEOスーザン・ウォシッキーからYoutubeのクリエイターに向けたメッセージが発表されました。
全部で3,500字ほどのボリューム。隅から隅まで大事なことしか書かれていない確かですが、特に具体的な数値で書いてある部分は今後の動画マーケティングを考える上でも大事な情報です。
というわけでクリエイターだけでなく動画マーケティングを行なうマーケッターの立場にも重要な部分を勝手にまとめて補足しました。
・・・・・・・・・・・
1、Youtubeには毎月19億人のユーザーがアクセスしている。
→2013年の発表では10億人、2017年の発表では15億人でした。5年間で2倍近くまで増えています。単純計算で、世界の4人に1人がYoutubeユーザー。驚異的です。
2、Youtube視聴にTVが使われることも増えている。
→TVでYoutubeを観るユーザーの視聴時間を合わせると、1日あたり平均1.8億時間になります。
3、クリエイターと視聴者の交流が前年比60%増。
→動画の高評価、コメント欄への投稿などが増えています。
4、ライブ配信は3年間で10倍に増加。
5、新サービス「チャンネルメンバーシップ」
→チャンネル登録者10万人以上のチャンネルが利用できる、ファンクラブのような制度。ユーザーは月490円で、自分の好きなチャンネルの独占ライブストリーム、特別動画などにアクセスすることができます。
・・・・・・・・・・・
2017年6月にマクロミルが実施した「普段無料で動画コンテンツを視聴するサービスについて」の調査では、回答者のうち97.8%がYoutubeを視聴していると答えました。2位ニコニコ動画(27.8%)と大差をつけて一強状態、Youtubeにおける動画マーケティングはますます盛り上がりそうです。
【海外】英国の音楽違法ダウンロード数が5年間で半減!ストリーミングサービスが鍵!
英国における音楽の違法ダウンロードを行ったユーザーの割合が、この5年間で18%から10%へ減少したという調査結果が出てきました。
違法ダウンロードを辞めた人のうち約7割がSpotifyなどの音楽ストリーミングサービスで音楽を聴くようになったとのこと。
英国の音楽ストリーミングサービス利用額は世界第4位(1位は米国、2位に日本、3位がドイツ)。SpotifyやApple Musicなど、日本でもメジャーなサービスが存在感を強めており、英国内の音楽市場の売り上げの50%以上がストリーミングによるものです。
今回の調査を実施したYouGove社は「違法ダウンロードは依然として音楽業界の重要課題だが、解決の糸口が見えつつある」としています。
(参考)
イギリスの音楽市場、ストリーミングの音楽消費が50%を超える | 東京indie | インディーズバンドや音楽のメディア
音楽ストリーミングサービス席巻に伴い、違法ダウンロード数減少 | EC業界ニュース・まとめ・コラム「eコマースコンバージョンラボ」