デジタルマーケティング通信

デジタルマーケティング会社で働く「デジ子」です。Web、広告、マーケティングのことを色々勉強中!最新ニュースを中心に平日は毎日更新します!

Yahooが「動的検索連動型広告」をリリース!そもそも検索画面に出てくる広告って何?

動的検索連動型広告って何、そもそも検索した時に出てくる広告ってなんなの

2018年5月30日、Yahoo!JAPANから「動的検索連動型広告」がリリースされました。

Yahoo!の検索結果画面の上部に表示される「広告」が、さらにパワーアップしています。

「検索連動型広告」とはそもそもなんなのか、「動的」が何を意味するのかについて、わかりやすくまとめることにしました。

 

デジ子ちゃんにヤフーさんからメールがきたよ!

どれどれ・・・

 

5月30日リリースYahoo動的検索連動型広告

https://portal.yadui.business.yahoo.co.jp/agencyportal/?p=42201



 

ねえ、なにがかいてあるの。

 Yahooで「動的検索連動型広告」がスタートしたんだって!

 

なあにそれ。

 

 

検索連動型広告とは

 「動的検索連動型広告」のことを知る前に、

まずは「検索連動型広告」についてお伝えしましょう。

 

f:id:dejiko-dm:20180608141215p:plain

 こちらは「新潟 グルメ」で検索した結果画面です。

 

検索結果の上2つは「検索連動型広告」だよ。

なんでわかるの。

「広告」マークがついてるでしょ。こうやって、検索結果に出てくる広告のことを「検索連動型広告」っていうんだよ。

 

 

検索連動型広告の出し方

検索連動型広告は、

「自分のサイトをどんなワードで検索した人に見てもらいたいか」

をあらかじめ指定して出稿します。

 

例えば、”新潟駅すぐのイタリアンレストラン”をやっている人だったら

「新潟駅 パスタ」「新潟 駅近 イタリアン」などのキーワードを指定して、

そのキーワードで検索した人に自分のサイトを見てもらえるようにします。

 

  • 検索キーワード
  • 宣伝したいサイトのURL
  • 広告タイトル
  • 広告文
  • 入札単価

これら5つを自分で設定して掲載するのが「検索連動型広告」です。

 

 じゃあ「動的」がつくとどうなるの。

 

 

「動的」はキーワードの指定なしで広告が出せる

「動的検索連動型広告」の場合、

指定したURLの中身をサーチエンジンが自動で読み込み、

広告タイトルや広告のリンク先URLも自動で決めてくれます。

 

そのため、

  • 宣伝したいサイトのURL
  • 広告文
  • 入札単価

この3つを設定するだけで、広告掲載することができます。 

もちろん、キーワード指定での広告表示も併用できます。

 

 

ちなみにGoogleでは6年前から動的検索連動型広告が使えてるんだよ〜

 

 

動的検索連動型広告はこんなサイトにおすすめ! 

・たくさんの物件を扱っている不動産サイト

物件の住所や特徴を1個1個キーワードで指定するのは大変ですが、

動的検索連動型広告なら検索エンジンがサイト内容を自動で読み込み。

どんな物件情報を扱っている把握し、検索結果に反映されます。

そのため、物件の場所や特徴をキーワードで指定しなくても広告を表示できます。

 

 

・幅広い商品を扱う通販サイト

商品について1つずつ広告を載せるのは大変ですし、在庫の変動もあります。

動的検索連動型広告なら在庫の状況も反映しつつ広告を出すことが可能です。

 

 

ユーザーの検索ワードは日々変化する

「この情報を欲しがってる人は、きっとこんなキーワードで検索するだろう」

という予想に基づいて配信設定をするのがこれまでのやり方でした。

 

しかし、世界中で日々新しいキーワードが検索されています。

「過去半年間の検索ワードのうち3割以上が初めて検索されたキーワード」

という調査結果もあります。 

 

 

狙ったキーワードでお客さんを呼び込む従来の検索連動型広告

ユーザーの検索ワードに柔軟に対応できる動的検索連動型広告

同時並行で活用していけたらベストですね。