SNSごとのユーザー属性(年齢・性別)のちがいを調べてみた(Twitter,Facebook,LINE,Instagram)
日本に7300万人ものユーザーを抱えるメッセージアプリ、LINE。実名登録が原則でリアルのつながりとリンクするFacebook。140字以内でリアルタイムな発信が可能なTwitter。昨年「インスタ映え」が流行語大賞に選ばれるなど、爆発的にユーザー数を増やしているインスタグラム。
日本人の心を掴んでいるこれらのSNSはユーザー属性にも違いがあります。
ぱしゃっ、ぱしゃっ
でじたろう、食べないの?
インスタ映えさっ
相変わらずInstagramが好きだね
うん。ぼくと同世代が多いから
(それは、10代とかのこと?)
Facebookはおじさんがおおい、ぼくにはまだはやい
え〜ホントにそうかな?
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というわけで、国内の4大SNS(LINE、Twitter、Facebook、Instagram)はそれぞれユーザー属性にはどんなちがいがあるのか、年齢層や性別にかたよりはあるのかをまとめることにしました。
1、国内のSNS利用率
そもそも、国内にいる人々の何割くらいがSNSを利用しているのか。
総務省がまとめたデータを見つけました。
(1)SNSごとの利用率
グラフ引用元:総務省|平成27年版 情報通信白書|SNSの利用率
あれれ、おもったよりすくないな
Facebookが35.3%でLINEが37.5%、意外と同じくらいだね!
ぼくLINEは100%いくとおもったけどな
↓を見たら理由がわかるかも!
(2)年代別・各SNS利用率
グラフ引用元:総務省|平成27年版 情報通信白書|SNSの利用率
20代以下のLINE利用率は62.8%だよ!
でも60代以上では1割もいないのか
20代以下のグラフを見ると、LINE、Twitter、Facebookは約半数以上の人が利用していることがわかります。
特に、LINEとFacebookは30代・40代でも約4割が利用しています。
一方で、60代以上のSNS利用率はかなり低いことがうかがえます。
ただし、他のSNSが軒並み1割前後の利用率なのに対し、Facebook利用者については60代でも2割を超えており、Facebookは幅広い年代に利用されているといえそうです。
2、SNSごとのユーザー属性
国内のユーザー数を年齢・性別ごとにまとめたデータもみてみましょう。
複数データからの推算のため総務省の調査結果よりも利用者割合が高くなっています。
(グラフ引用元:【最新版】2018年6月更新! 11のソーシャルメディア最新動向データまとめ)
(1)LINE
ユーザー数で見るともっとも多いのが40代。
利用者割合で見ると10代〜20代では約8割に浸透していることがわかります。
男女比はどの年代も半々。
(2)Twitter
Twitterは20代のユーザー数が最も多く、約6割が利用しています。
利用者割合では10代が約7割とトップ。30〜40代の利用率は4割弱。
男女比は10代・20代で女性が若干多いのに対し、30代以上では男性が半数以上を占めています。
(3)Facebook
総務省の調査でもわかったように、どの年代にも浸透しているのがFacebook。
こちらのデータでは10代で4人に1人、20代以上全ての年代で3人に1人が利用している結果になっています。
Twitterと似た傾向として、40代以上は男性ユーザーの比率が大きいようです。
(4)Instagram
若い女性が多いイメージのInstagramですが、10代〜30代の男女比はおよそ6:4。
50代以上では男性ユーザーの方が多いようです。
年代別で見ると20代のユーザー数が最も多く、次いで30代、40代の順です。
10代のユーザーが多いのかと思いきや、そうでもない模様。
3、本日のまとめ
SNSを普段利用している人からすると、自分と似た属性の人は大体同じSNSを利用しているものと思いがちですが、国内全体でみるとそうでもないことがわかります。
んーなんかいろいろよそうとちがったな
こういうデータはSNSの広告配信にも役立つよ!
- 幅広い年代に広告を出したいならFacebook
- 20代女性がターゲットならInstagramに配信
ってな具合にね!
デジ子ちゃんのしごとねっしんなとこ、
すきだよ
(参考)