【電子書籍】紙の方が集中できる?!電子書籍ユーザーは半数以下...
直近1年間で電子書籍を利用した人は全体の4割以下に止まることが、マイボイスコムの調査であきらかになりました。
今回で6回目となる調査。10代〜70代の約1万人を対象としたこの調査では、電子書籍を全く利用したことがない人が55%を占めています。
一方、電子書籍のユーザーについても、利用頻度はそこまで高くはないことがわかりました。利用するユーザーの中でも頻度は月に1回以下というユーザーが最も多く、次いで「電子書籍を読んだことはあるが直近1年間は利用していない」というユーザーが多くなりました。
電子書籍で読むジャンルとしては、マンガ、コミックがもっとも多く、約半数の人が電子書籍でマンガを読んだことがあると回答。小説や実用書、雑誌を読むと回答した人も3割以上いました。
電子書籍をあまり利用しない人たちからは「紙の方が頭に入りやすい」「必要に応じてページを戻ったり、他のページを参照しやすいのは紙」といった意見がありました。
2007年にAmazonKindleが発表されてから約10年。電子書籍の手軽さよりも、紙の本の使い勝手を重視する声がいまだに優っているようです。
(参考・グラフ出典)